子どもの茶碗 ~選び方~

長谷川 まなみ

2014年05月26日 22:00




先日、子ども達のご飯茶碗を新調しました。

デザインや色・柄・重さ等、選ぶポイントは色々ありますが、私がどうしても外せないポイントは二つです。

一つ目は、糸じりがある事。
お茶碗の後ろに付いている高台の様な物です。
これがある事によって、余計な力をかけなくてもお茶碗がとても持ちやすくなっています。
ちょっとオシャレな雰囲気なライスボウルだと、うっかりこの糸じりが付いていない事が多いのですよね。
正しく茶碗を持てる大人ならばまだしもですが、正しい作法を身につけている途中の子ども達には、しっかりと美しく茶碗を持つ為に、糸じりの付いている物を選びます。

二つ目は、割れる物である事です。
落としたら割れて危ないですし、プラスチックのよくあるベビー食器等ならば壊れる事もなく、かなり長い間使うことができて経済的でもありますが。
それでも、割れる物を選んでいます。
形のあるものはいづれ壊れる、だからこそ少しでも長く使えるように大切に丁寧に使う気持ちを育みたい。
割ってしまった経験から感じとって欲しい。
そして口をつけた時の感触。
ご飯を盛り付けた時の見た目の美しさ。

そんな理由からの二つの条件です。



ちなみに、今回の買い替えは末っ子が自分の茶碗を割り、私が食器洗い中に泡で手先を滑らせて上の二人の茶碗を割りました。

前に使っていた茶碗もとても気に入っていたので、かなりショックで新しい物を買う気になれず、暫く来客用の茶碗を使っていたのですが、気持ちを切り替えての新調です。

形ある物よ、一日でも長く子ども達の手に馴染み、食卓を彩って下さい。







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