ご飯を食べさせるってこと

長谷川 まなみ

2017年05月06日 17:11

毎日ご飯を作るのって、当たり前のように思われているけれど…とても大変。

でも、多くの親はどうにかこうにか食べさせている。

嫌々作る時も、限界で外食をする時もあるけれど…それでもどうにか食べさせようと思ってる。


私もそうやって食べさせてもらってきた。


実は…私の母の料理は本人の頑張りに反し、残念賞な物ばかりで(笑)

一生懸命作ってくれる事に感謝はしつつも、なかなか箸の進まない食卓だったり。

そんな母の料理下手が功を奏し、私は小さな頃から自分で作った方が美味しい物が食べれるので(笑)自然と料理する機会も多かったのですが。

でも、そんな母の料理。

私が妊娠中一番食べたかったのは、意外な事にこの一味足りない母の味でした。

私には三人子どもがいますが、どの子の時も悪阻が酷くて…。

食べたいけれど食べられない。

食べたら出ちゃう。

でもなんか食べたい。

永遠の二日酔い状態。

確実に私の人生で上位を独占する具合の悪さ。


そんな時に食べたくて作ってもらったのは、のびのびでなんか面白い味のスパゲティ。

どうしてこんなにパン粉入れちゃったのかな〜、な残念感が拭えないハンバーグ。

黄身が石のように硬い目玉焼き。

不思議なほど薄味のお味噌汁。

思い出しても笑っちゃうものばかり。



でも、これが食べたかった。

お母さんの作ったご飯が食べたかった。



そう思うってすごい事だな!って思ったの。


私は毎日食べさせてもらって、愛情を注いでもらって育ててもらった証で身体が出来ている。


大人になった子どもの私はそう思って、お母さんの凄さを思い知った。



だから、私も毎日ご飯を作る。



いつかうちの子ども達も思い知るがいい。

どんなに美味しいお店のご飯よりも、私の作ったご飯が食べたいなって思う瞬間に。

自分がどれだけ愛されてるかって事を。

思い知ってみるがいい♡


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