先週末の土曜日、子ども達にとってのワクワクなお出掛けの予定があったのですが・・。
楽しみ過ぎてか、朝からハイテンションな小2の息子と年長の娘はちょっとした事で喧嘩を繰り返し、遂には珍しく大喧嘩!
先週一週間の疲れも溜まっていたんでしょうね。娘なんかは特に、自分の気持の整理ができなくてイライラしている感じで。
いつもはほっといても直ぐに仲直りの二人ですが、この時はどうにもならなそうなので助け舟!
「クッキー作る?」
息子「作るー!」
娘「やだ(♯`∧´)!!!」
とりあえず息子の気分転換と二人の引き離し。
息子にクッキー生地を作ってもらっていながら、娘を膝に乗せて怒っていた気持ちを聞いた。
いつも末っ子ばかり抱っこだけれど、まだまだみんな抱っこしてもらいたいお年頃。
(兄と姉想いの末っ子はこの時ぐっすりお昼寝タイム〜。感謝!)
娘は結局、「お兄ちゃんと一緒に遊びたかったの。」と。
息子はそれを聞いて、「ごめんね。(遊んであげなくて)」と。
とっても心に素直に入ってくる言い方の「ごめんね。」に娘も「ごめんね。」がすーっと引き出され。
自分の気持ちが伝わった嬉しさにまた泣く娘。
お出掛けの用意も有るので、そろそろニコニコ笑顔に戻ってもらいたい時間です。
こんな時は「急がば回れ」でしょうか。
ここ何ヶ月か上の子達と一緒に読もうと思っては、末っ子の妨害にあい読めなかった本がありました。
「モモ」 ミヒャエル・エンデ
私の一番好きなお話しです。
小2と年長さんにはまだ難しい言葉も出てくるので、噛み砕いて読んであげます。
とっても長いお話しなので、一章だけですが、二人とも私が一番好きなお話しだと知っていて、前から聞きたがっていたので、グイッとお話の世界に入ってきました。
その間も、もくもくと手を動かしクッキーを作る息子。
そして、「今日はここまで。」の私の言葉に現実に戻り、「一緒にクッキーつくる!」とニコニコになった娘。
出来上がったクッキーはいつもより甘めで、息子の大好きなブルーベリージャムがどっさり入ったサクサククッキーでした。
二人でクッキーを作っている間にお出掛けの用意もはかどり、美味しいクッキーを持って楽しいお出掛けができました(^ ^)