野口の種 命を繋ぐ

長谷川 まなみ

2014年08月22日 13:54




以前から気になっていた野口の種で秋蒔き用の野菜の種を購入しました。

この種達、種の取れる種なんです。


「??」
と思った方も多いかしら。



今、市場に出回っている大部分は外国産の種で、F1種子と言って今季なる実の為だけの種なんです。
その実から種をとって蒔いても次の代は、遺伝子的に劣勢の物が実るのです。

絶対に美味しく無い訳でもないですが、最初の親となるF1種子と比べると子孫は劣るのです。



なんだかおかしな話だと思いませんか?


日本人はずっと昔から田畑を耕し、農作物を作ってきたはずなのに。

命を繋げない種を流通させて、来年もまた種を買わせる。

種会社の意思に背けば飢えに苦しむ国が出ないとも限らない。
大袈裟な事では無く、私達はもっと種を大切にしなければいけないんです。
自分自身の未来の食卓を守るために。




と、真面目に書いてみましたが、本題の野口の種。

今週末にでも我が家の畑に蒔いてみようと思います。

実を味わい、花を咲かせ、また育てる。

せっかく手にした命を大切に繋げていけますように。







〜私が子どもの為に残したい物〜

⒈ 家族が一年間食べれる分の米を作れる田んぼ

⒉ 季節毎に野菜を育てる事のできる畑

⒊ その土地に合った種



これがどんなに大切な物かがわかる人に育ってほしいとも願っています。









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